2015年12月7日月曜日

創業20周年記念 オリジナル漆箸プレゼント❗

お陰様をもちまして、今月当店は創業20周年目を迎えました。
ここまで支えていただきました皆様への感謝をこめて、12/10(木)から店内でお食事のお客様に、田んぼ特製 ひのき漆箸をプレゼントさせていただきます。
当店の漆おひつを作って下さっている、長野県木曽平沢の漆職人歴60年の匠の方に一膳ずつ
木曽ひのきで作っていただきました。
数に限りがありますので各店なくなり次第終了となりますが、是非、マイ箸としてご愛用いただけましたら幸いです。
皆様のお越しをお待ちしております。
店主 岡野真吾

2015年11月1日日曜日

古代米の脱穀、炊飯❗

2週間天日干しして15%まで乾燥した古代米を、 まさにこの地でこの時を待っていたかのような、昔ながらの機械で脱穀!
  ベテランのお父さんに籾選別をしてもらい、循環式精米機で籾すり、精米!
  小粒な古代米を無事に白米にできて感動!
  鍋で慎重に炊いてみると、ちゃんとごはんが炊けてさらに感動‼
  田んぼアートとは言え、ごはん屋がやるからにはもちろん食べるのが信条!
  漬物と一緒に食べたり、おにぎりにしてみたり! 
  現代のごはんにはかなわないけど、これが昔の人のごはんだと言うならば、充分美味しく、主食たるものだなと 貴重な体験ができました。
  穂の長さ、粒の小ささ、粒張りの弱さなどを考えると、現代の機械は使えそうにないので、白米にするまでの作業の大変さを全身で感じた一日でした(^^;
  古代米の味を知ることができ、現代の美味しさ競争のスタート地点がわかり、また一歩、ニッポンのお米と近づけた今期でした。
  チャレンジは続きます❗🎵

2015年10月5日月曜日

棚田アート完成、収穫開始❗

田植えから約4ヵ月、夏にくっきりだった黄大黒が出穂して色褪せ、9月半ばにようやく アクネモチが黒い穂をつけて「20」がはっきりと。
スネ丈しかない極短の黄大黒、モモ丈しかない紫大黒、そしてコシヒカリは収穫期になり 10/4に刈り入れ。
混ざらないように役割分担を決めておにぎりから収穫、慎重に束ね、短いけどなんとかはせかけにして。
アクネモチの刈り入れは、まだ2週間くらい先になりそう。
栽培期間中、予想以上の多くの方々や遠方の方々が見学にお越し下さいました。温かいメッセージもたくさん頂き、地元集落のみんなと共に私たちも大いに励まされました。ありがとうございました。
来年もごはん屋らしいデザインで「棚田アート」を続けていきます🎵

2015年9月16日水曜日

酒米の亀の尾、秋田のテロワール蔵元「天の戸」

秋田県横手市。食用米はたくさん見てきたが、初めて見る酒米、それも伝説の「亀の尾」は大粒で背も高く、ひげ面で凛々しかった! 江刺金札米の生産者 小泉さんが手で示してるのが ひとめぼれの背丈。
この亀の尾の主は地元の浅舞酒造。
ここに湧き出る冷たく澄んだ水で米を育て、酒を醸す。すべてが地産にこだわるテロワール蔵元。
しかも蔵にはプレス機がなく、全量 古式槽しぼり。余計な雑味は酒びんに詰めない!
ここまでの姿勢に出会えたことに心から感謝! 美味さのわけがハッキリとわかる、そして作り手の粋がのどを伝わって染みわたる。
是非とも多くの方と分かち合いたい美味さです。

2015年8月15日土曜日

棚田アート5 鮮明に❗

田植えから2か月。黄色、紫色もとっても鮮明に色を放ち、里山の中にくっきりとおにぎりが浮かび上がってきました🎵
毎日表情を変える生きてるアートは、「通う目的もできて健康の役に立つよ」と地元の年配者に言っていただけて
とっても嬉しかったぁ(^^)
コシヒカリと黄色のイネ(黄大黒)との背の高さの違いが2倍以上で驚き❗ はせに架けられるかなあ…

2015年7月17日金曜日

漆(JAPAN)に魅せられて🎵

7月から おひつを漆塗りに入れ換えました。
2月の輪島塗を皮切りに、岩手県の浄法寺漆、飛騨高山の春慶塗、木曽漆などを見て回り、たくさんの職人さんと出会い、その良さ、必要性、伝承技術などを学んできました。
天然樹液である漆で木のうつわを加工することで、抗菌作用も働き、伝承技術で塗られた美しさも加わって、さらに安全に美味しくごはんを食べることができる。
  そのようなチカラを持った漆に魅せられて、木曽で この道60年の漆職人さんにお願いして、木曽さわら材の漆塗りおひつを作って頂きました❗
英語でJAPANと訳される「漆」。
国産樹液はかなり希少になってしまい、確かな技術を持った職人さんも減り続けています。 贅だけでなく、生活の知恵としても古くから私たち日本人の暮らしと寄り添っていた「漆」を後世の日本にも繋いでいけるように、生活に取り入れて職人さんの技術発揮の場を作ることが、今の私たちにできることと思い、これからも折に触れて取り入れていきます。

2015年7月13日月曜日

棚田アート4田植えから1ヶ月

田植えからちょうど1ヶ月。
まだ水は抜いていないが、草丈もだいぶ伸びて思った以上におにぎりがクッキリ❗  苗が細くて心配だった紫大黒もしっかりしてきて 安心して見られるようになってきました(^^)
あちこちからいろんな方々が見に来てくれ始めて、私たちもますます活気付いて来ました❗

2015年7月3日金曜日

棚田アート3見えてきた❗

田植えから20日、草丈も20cmを超えて色づきの差が出てきて おにぎり がはっきりと見えてきました❗ こんな感動は今までに味わったことがあっただろうか。
  同じ農地で繰り返し同じ作物を栽培できるお米だからこそ、主食として私たち日本人を何千年も支えてきてくれて、その姿をイネとしても当たり前のように見せてくれていますが、種による成長の違いが見せる自然の姿は、改めてお米の成長を身近に感じさせ、食糧としてだけでなく、心の支えであったり、暮らしの基盤として、里山の景観として大切な存在なんだと実感しました! 
「米作りの半年間に、こんなに毎日の姿がワクワク楽しみになるなんて、考えてもみなかった!」って言う、地元のお年寄りの言葉が忘れられません❗(^^)
  多くの皆さんにワクワクしてもらいたくて、またまた地元の皆さんにお手伝いいただいて、案内ののぼりを立てました❗

棚田アート2 田植え

6/10 地元、下布川地区の皆さんにお手伝いをいただいて、当店スタッフと初アート田植えをしました。
苗を取り違えると色が違って図柄が分からなくなるので、担当の色と場所を決めて慎重に各自の持ち場に別れて黙々と作業。  いつもの慣れた田植えとは違い、足場も自由がきかず、進行方向も迷いがあり、かなり戸惑いながら…(^^;
植え終えて高所から見たら、うっすら浮かび上がるおにぎりに みんなで感動❗
何度も繰り返してきた田植え作業なのに、この楽しさや、達成感、期待感は、私たちだけじゃなく、地元のベテランもワクワクしながらお話しを聞かせてくれました❗  それが一番嬉しかった❗(^^)