2013年8月31日土曜日

これぞニッポンの魂「米のようなタレントになりたい!」

8/29(木) BSフジ TV番組「たけしの等々力ベース」にて、
ビートたけしさんから素晴らしいお言葉をいただきました。
「 オレは昔から米のようなタレントになりたいと言っている。
時代がいくら変わったって、みんな必ず米は食っている。
流行りのおかずは無くなるものだってある。」
お米の偉大さ、ビートたけしさんの偉大さ、皆で食卓を囲むことの偉大さ、
身近だけど新しい″気付き″をいただいた一日でした。 
日本人に生まれて良かった。私が常日頃そう思っている一番の理由は
ニッポンがごはんの国だからなんだ、と改めて確認できたお言葉でした。
ありがとうございました。
 

2013年8月30日金曜日

食べくらべ(米とぎの大切さより、浸水の大切さ)

 我が国でコメの一人当たり消費量が減り始めてそろそろ50年。
いろいろ理由は聞くけれど、難しいコトバや理屈が一人歩きしてないか?
目指すのは美味いゴハンが食べたい!ただそれだけのこと。
米とぎが大切とよく聞くが本当か?玄米も好んで食べる時代に。
上の写真は3回ほど水を替えて洗って浸水したコメA。下は洗わず浸水したコメB。
この段階では多少洗ったコメの方が白い。水の濁りも少ない。 
もう一つよく聞く手順に洗ったコメをザル上げして水を切る行為があるが本当か?
年に3000回以上炊飯している私が絶対にしない、1秒だってしたくない行為である。
が、食べくらべだからやってみた。2合を洗って水を切り1時間後に重さ350gのコメC。
AとBの米は浸水1時間後に410g (洗う前の2合生米はどれも313g) すでに差が。
ビートたけしさん、タカさん、枝豆さん、お米マイスターの西島さんに
番組(たけしの等々力ベース8/29放送BSフジ)で試食していただいた。
それぞれ同条件で土鍋で炊飯。炊きあがりの重さはAとBは630g、Cは575g。
これはゴハンが膨らみきれていない証拠。一方、AとBは炊いてしまうと白さは同じ。
皆さんの評価は、浸水しないCも美味いと感じたがAとBを食べたら
ふっくら感が全然違って芯の硬さを感じた。洗わないBはAよりもつややかさが
少なかったが、コメのにおいがはっきりしていて充分美味かったとのこと。
洗い方や炊き方なんて心配しないで、しっかり水を吸わせて少なめの水量で炊けば、
フタができて火にかけられるものでならなんでも美味しく炊けますね!もちろん炊飯器でも。
 
 

2013年4月6日土曜日

身近な道具で気軽に炊飯!

家庭用炊飯器のレベルはどんどん上がり、美味しいごはんも
炊きやすくなってきたけど、ちょっとひとりメシを炊くにはうまくない。
捨てずにとっておいた旅先の駅弁の土鍋。
米一合(180cc)に水180ccを強火にかけて
沸いたら弱火にしてふたをして待つこと13分くらい。
ほのかにお焦げの香りがしてきたら10秒だけ強火にして
火を止めて 15分蒸らす。
冷蔵庫のあり合わせをさがして小皿に盛りつけてる間に蒸らしも完了。
チンも便利だが、慣れるとこんなに美味いひとりメシは他に無い!


2013年1月25日金曜日

土壌診断始まる!

養分バランスのとれた良い作物づくりは
「土づくり」がすべて!
と、教えて下さった JA全農のスペシャリストチームが
土壌診断にわざわざ出向いてくださった!
調査対象は私がカンと勢いだけで16年間店先で続けている
代々木と表参道にある酒樽やプランターの小さな田んぼ…
恐縮な思いが募る中、専用の調査道具を使い
各樽それぞれに土を収集して違いを分析してくださるとのこと。
都会のど真ん中ならではの、他の調査では見られない
貴重なデータが得られるかも、とのコメントもいただき
チームの皆さんの熱意に感動しながらお願いした。
後日いただく調査結果をもとに、JA全農のスペシャリストチームの
皆さんの施肥、作物生育の処方を受けながら、
都心の少量の土の中での米作りの新しいチャレンジを
17年目の成果として楽しんでいく所存だ。
肥料農薬部の皆様、ありがとうございました。
 




2013年1月15日火曜日

玄米もち

うるち米(左・普段食べている江刺金札米)ともち米(右・江刺こがねもち)
都心でもち米はほとんどが精米して販売されているから
玄米はなかなかお目にかかれない。うるち米よりも丸くて大粒。
やはり蒸かし時間も3kgで30分かかる。
精米したもち米ならば20分ほど。
 
つき上がり時間もややかかるがみんなで力強くもちつき!
玄米ならではの香ばしさとつぶつぶの食感を残した
美味しく、何となくヘルシーな玄米もちの出来上がり。
毎年正月に食べているが、秋口から生産者の方に
お願いして玄米もち米をとっておいていただかないと
できない貴重な味わいである。


2013年1月3日木曜日

本年もよろしくお願いいたします

皆様、明けましておめでとうございます。
平成も四半世紀を迎え
炊飯人として
様々な方々や作物との出会い、刺激を大切に
さらに研鑽に努めて参ります。
写真の通り、新潟県十日町市松之山(魚沼)は
昨年末からの大雪で豪雪の始まり、そして
輝かしい日の出と共に明るい巳年を予感させます!

 1月3日からの営業開始、大晦日、元旦と二日間
休ませた精米機も本日からフル稼働開始です!