2015年7月17日金曜日

漆(JAPAN)に魅せられて🎵

7月から おひつを漆塗りに入れ換えました。
2月の輪島塗を皮切りに、岩手県の浄法寺漆、飛騨高山の春慶塗、木曽漆などを見て回り、たくさんの職人さんと出会い、その良さ、必要性、伝承技術などを学んできました。
天然樹液である漆で木のうつわを加工することで、抗菌作用も働き、伝承技術で塗られた美しさも加わって、さらに安全に美味しくごはんを食べることができる。
  そのようなチカラを持った漆に魅せられて、木曽で この道60年の漆職人さんにお願いして、木曽さわら材の漆塗りおひつを作って頂きました❗
英語でJAPANと訳される「漆」。
国産樹液はかなり希少になってしまい、確かな技術を持った職人さんも減り続けています。 贅だけでなく、生活の知恵としても古くから私たち日本人の暮らしと寄り添っていた「漆」を後世の日本にも繋いでいけるように、生活に取り入れて職人さんの技術発揮の場を作ることが、今の私たちにできることと思い、これからも折に触れて取り入れていきます。

2015年7月13日月曜日

棚田アート4田植えから1ヶ月

田植えからちょうど1ヶ月。
まだ水は抜いていないが、草丈もだいぶ伸びて思った以上におにぎりがクッキリ❗  苗が細くて心配だった紫大黒もしっかりしてきて 安心して見られるようになってきました(^^)
あちこちからいろんな方々が見に来てくれ始めて、私たちもますます活気付いて来ました❗

2015年7月3日金曜日

棚田アート3見えてきた❗

田植えから20日、草丈も20cmを超えて色づきの差が出てきて おにぎり がはっきりと見えてきました❗ こんな感動は今までに味わったことがあっただろうか。
  同じ農地で繰り返し同じ作物を栽培できるお米だからこそ、主食として私たち日本人を何千年も支えてきてくれて、その姿をイネとしても当たり前のように見せてくれていますが、種による成長の違いが見せる自然の姿は、改めてお米の成長を身近に感じさせ、食糧としてだけでなく、心の支えであったり、暮らしの基盤として、里山の景観として大切な存在なんだと実感しました! 
「米作りの半年間に、こんなに毎日の姿がワクワク楽しみになるなんて、考えてもみなかった!」って言う、地元のお年寄りの言葉が忘れられません❗(^^)
  多くの皆さんにワクワクしてもらいたくて、またまた地元の皆さんにお手伝いいただいて、案内ののぼりを立てました❗

棚田アート2 田植え

6/10 地元、下布川地区の皆さんにお手伝いをいただいて、当店スタッフと初アート田植えをしました。
苗を取り違えると色が違って図柄が分からなくなるので、担当の色と場所を決めて慎重に各自の持ち場に別れて黙々と作業。  いつもの慣れた田植えとは違い、足場も自由がきかず、進行方向も迷いがあり、かなり戸惑いながら…(^^;
植え終えて高所から見たら、うっすら浮かび上がるおにぎりに みんなで感動❗
何度も繰り返してきた田植え作業なのに、この楽しさや、達成感、期待感は、私たちだけじゃなく、地元のベテランもワクワクしながらお話しを聞かせてくれました❗  それが一番嬉しかった❗(^^)

棚田アートを始めました❗

新潟県十日町市松之山で続けてきた米作りも今年で20年目を迎え、お米のことをもっと知りたくて、色や形が違う数種類の古代米や現行種のコシヒカリを同じ田んぼに植えて図柄を描く、田んぼアートを始めました。
地元の方々の多大なるご協力と、岩手県水沢と新潟県長岡の田んぼアートの師匠からのご指導をいただいて、棚田の10mの高低差を利用して おにぎりとたくあん、20周年を描きました。
離れたところからコミュニケーションをとって枠を引き、大自然の中に徐々に浮かび上がってくるおにぎりにワクワクは増すばかり! 
イネが伸びる8月が見頃のピーク❗(^^)